うずまき猫のさがしかた

本と映画、ランニング、庭仕事。静かな趣味暮らし。

走ることについて(その1)

夏は走る前の夜明けに花の写真を撮っています


ランブログ中断中の青豆、その後走っているのか不審に思われる方も多いだろう。年齢も年齢だしな。もうやめたんじゃないか。ご心配なく。無事走っております。

ところで、花を育てたり写真を撮ったりすることが純然たる趣味だとしたら、走ることははたしてそれらと同列の「趣味」と呼べるのだろうか。

あくまで個人的な見解にすぎないが、走ることはふつうの(何をもってしてふつうと言うのか)「趣味」とは微妙に異なるような気がする。

第一に楽しくない(個人の意見です)。いや楽しいこともある。楽しいから続くのに決まっているけれど、少なくとも楽ではない。毎度、なんだってこんなしんどいのに続けているんだろうと自問することになる。それなのに、どんなにつらいことがあっても、走ることだけはやめずに続けてきた。

なぜか。

ひょっとしたら青豆の場合、「しんどい」「楽ではない」ランだからこそ逆につらいことや悲しいことを乗り越えるのにちょうどよかったのかもしれない。どんなに悲しくて涙が止まらなくても、泣きながら走る。走ると涙は汗に変わる。体が悲しみや苦しみをはねのけてしまう。そして、ああ走りたくないとしぶりながら翌朝もまた走る。

走ることが好き!走るのが楽しくて楽しくて仕方がないんです!

一度でいいからそう言ってみたい青豆です。